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5月6日のコミティア日記

先日のコミティア120でスペースにお立ち寄りくださった方、本を手にとってくださった方、ありがとうございました!

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ここでの報告が事後になっちゃったけどこんな狸の本を出しましたよ。

狸と学生たちがグダグダするマンガでした。

このお面は狂言にある狸のお面なんですが思いつきで描いたので

資料がネットの正面画像しかなくて横から見た図とかはたぶん絶対間違っています。どうでもいい話

通販をまた自家通販でゆるくやろうか、あのブースというやつを使ってみようか考え中です。

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コミティアに行くと毎回やりたいことがいっぱいあって全然追いつかない感じですが、

帰り道がいつも今日は楽しかった……って思うのでわたしはコミティアがすき。

開けた通路だったからか、いつもよりまめに(?)宣伝したからかわからないけど

今まで一番手にとっていただけました……やったー

「『むじな』という言葉に心ひかれました」と言ってくださる方もいて心躍りました。

男性の方で買ってくださる方もいて嬉しかったです。

今回ほぼ売り子だったちゃんし飯店はあの本の表紙が2種類あるので「どっちがいいですか?」って尋ねるあのやりとりもしてくれた……

めんどくせーから次から一種類にしてくれって言われた。へっへ……

ちゃんし飯店はコミティアにオムそばを食いにきてるそうです。かっけぇ

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今回は出張編集部にもいってきたので備忘録も兼ねてここにメモします。

ちょっと長い。

ツイッターで回ってきたレポ漫画から出張編集部の存在が気になり始めたので行ってきました。

持っていったものは既刊の「絶対安眠商会」2冊と新刊の狸漫画です。

一冊だけでって言われるかと思ったのですがそんなことはなかった。

当初見てもらおうと考えてた雑誌とはちがうとこに行ったりもしたのですが

毛色の違う出版社の方たちに接することができておもしろかったです。

しかも今回三誌とも当たった編集さんがおそらくふだんあんまり読まれない層(30代以上の男性?)だったので

それぞれどういう雰囲気の雑誌かもだいたい知っているとこに行ったので(一つめは毎月買ってる(母が))そこも含めて、

自分の漫画が読んでもらえるというのも当然ですが漫画雑誌を作る人たちとお話できるのがうれしかった……

わくわくしちゃったし待ってる間キョロキョロしちゃったし…

言われたこととしては「世界観とか空間がわかりにくいのでもっと引きの画がほしい」とか

「不思議な世界を描くときほどわかりやすく描く必要がある」とか「大ゴマがほしい」とか、

こうして文章にするとたしかに漫画の描き方の本とかでも聞く話だ……って思うんですけど、

じっさいに目の前でじっくり読んでくださったあとに作品にちゃんと寄って教えてくださるので

すごく…身に沁みるというか、うれしいというか、素直な気持ちになってしまう……

編集さんって、へ~じゃあやってみよっかな、という気持ちにさせる特殊な能力を持ってる人たちなんだと思った。

あと自分でもうっすらきづいていることをはっきり言ってもらえる。

商業なのでやっぱり読みやすさを第一に据えていて、そこを重点的に教えられました。

ふだん漫画をあまり読まない人たちが最後まで読んでくれる漫画であることが大事っていう……

わたしの漫画は詩みたいなとこがあって台詞が散文詩的だったりする…らしい……

(たぶん読みにくいってことなんですけど)

たしかに私の漫画を読んでくれる方たちは漫画を読むのに慣れてる人が多いと思うのでそこに頼って(?)描いてるような気はします…

そんで編集さんは当たり前だけどまだその漫画を読んだことのない人のこともつねに頭にあるんだ…と思いました。言ってみたら当たり前すぎるけど

さいしょに行ったところはそういう基本を学校で教えてもらえてるみたいでおもしろかったです。

あと留美子先生好きなの?ってすぐばれました。

(下の名前で言うとこが内輪っぽい…とどきどきしました。なんとなく……)

二つめのとこは4コマ誌だしわりと男性向けだったのに(その出版社の人を覗き見してみたいという好奇心から持ってった…)

ゆっくり見ていただけて、わりと個人的な感じの意見もきけて楽しかったです。女の子に化けた狸のお話をもっと読みたいと言われた……

自分の漫画がたぶんあまり好みでないと思われる方の意見(しかも丁寧な意見)ってこういう場でなければ聞けないかも、と思いました。

その二つめのとこで女性向けのがよさそうと言われたのでまあまあ知ってる雑誌且つ空いてるとこに行ってみたんですが

たしかに一番ほめてもらえた……けっこうキラキラした印象の雑誌だったので

ちがうかなって思ってたけど「おもしろい」という言葉をいただけて嬉しかったです……

(一つめのとこは「おもしろそうな『断片』は感じる」だったから…)

とぼけ感が雁須磨子っぽいと言われました。とぼけ

キャラと話に関してはプロのような感じもあるらしいんですが(のような感じ…)

絵柄はもっといろいろ変えて試してみてほしいと言われて、

あれはようするにキドーとカワシマさんとかをもっとかっこよく描いたら?ってことだった気がする……

みんなモッサリしてるから……

でも絵に関しては恐れ多くも3ヶ所ともけっこうほめていただけた……「好き」と言ってくださる方もいた…

つけペンの線がけっこう珍しがられる。あと狸が好評でした!狸、やったね…名もなき狸……

それと三誌とも共通して思ったのがすごくゆっくりページをめくってお読みになるんですよ。編集者ってものすごい速さで読むんだと思ってた(アオイホノオのせいかな)

雑誌名は大っぴらにしないほうがいいのかな?と思ってぼかしてるけど気になったらミヨシに直接聞いてみてください……

編集の方と話してる!という高揚感が癖になります。癖?たのしい。

事前に行こうと思ったとこにあまり行けなかったしおもしろかったのでまたいってみよ~~と思いました。

おわり


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